何処から?、何者?、何処へ?


by kusini
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

夢のような場面

a0058379_1441253.jpg陸路でボツワナからザンビアへの国境を越えたときのことです。

ここを通ってアフリカ南端の喜望峰まで行き、半年ぶりに同じ場所まで戻ってきました。

バス停のようなイミグレーションで待っていると、次のトラックをヒッチハイクすることができました。

 -どこから来たの?
 -日本から。
 -ブルース・リーと同じだ。
 -あれは香港、日本じゃないよ。

陽気な黒人の運転手で、英語でこんな会話をしたと思います。
私もあと数十キロで、日本人の知合いがいるリビングストンに辿り着くかと思いほっとしていました。

草原の土の路に、線路が現われました。
その前でトラックが止まったのです。
草原と路と線路だけで、信号機も列車も他のクルマも何もありません。

運転手は自分の横の窓を見たので、私もそうしました。
私がOK、というとトラックは動き出しました。

何だか夢のような記憶ですが、本当にこの場面はその後何度も夢の中に出てきました。

広い草原での一本道で、トラックが線路のまえで止まり、ふたりで左右を見ているのです。

鉄道は、ビクトリアフォールを越えてローデシア(いまのジンバブエ)へ行く線路だったかもしれません。

リビングストンの街で降りたとき、ブルース・リーの武器が欲しいといわれました。
もちろんヌンチャクなど持っているわけがなく、リュックの奥にあったセーターを渡して彼とは別れました。




a0058379_145372.jpga0058379_1474325.jpg
    当時アフリカでベンツといえば大型トラックのこと                   すこし走ればラジエータに蝶がつく
[PR]
by kusini | 2006-01-16 02:24 | 風景