何処から?、何者?、何処へ?


by kusini
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No Direction Home

最近、仕事でサウンド・クリエータの方たちに会う機会が増えてきました。

その影響というわけではないのですが、渋谷で『Bob Dylan No Direction Home』を観てきました。
昨年BSで放送されたドキュメンタリーを劇場公開したものだそうです。

本人や関係者のインタビューとライブを効果的に切替える手法や、オープニングで入場する人の列を回っていく映像は、25年以上前、南アフリカのヨハネスブルグ滞在中に観た『ラスト・ワルツ』を思い出させます。

3時間半の長編でしたが、映像と音にこんなに集中したのは久しぶりでした。
狭い劇場は私のようなおじさんよりも、若い男女が多く、熱心に観ていたのは以外でした。

ボブ・ディランについては、すてに多くの人たちが多くのことを語り尽くしているので、ここではもう同じことは書きません。

この映画に関していえば、よくこんな映像が残っていたなという気がします。
「ユダ」と叫ぶ観客に言い返し、「でかい音でいこうぜ」と、"Lika a rolling stone"を歌うのは、爽快さと悲壮さを味わえます。

演奏される多くの歌は、その後のステージで原曲が分からなくなるほどアレンジされるのに比べれば、ほぼレコードの曲のままで、大満足でした。

これは誰も言わないことですが、数多く出ているディランのライブ盤は、有名な曲になればなるほど曲が変えられていて、私は面白いと思ったことがありません。
そういうことを言うと、映画の中に出てくる頭の固いファンを同じになってしまうのでしょうか。

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by kusini | 2006-02-11 17:08 | 趣味