何処から?、何者?、何処へ?


by kusini
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キリマンジャロ(その3)

a0058379_8461697.jpg3日目、標高4710mのキボ・ハットに向う途中から、吐気、悪寒、頭痛がして何も食べられなくなりました。

日本では北アルプス槍ヶ岳や穂高、冬山登山もすこし経験していたのですが、最短コースで1日1000m高度を上げて来たので、当然の如く高山病に罹ってしまいました。

キリマンジャロ登山は、この高山病克服がポイントになります。
パーティーの仲間は、用意して来た薬を分けてくれたり、呼吸方法を教えてくれました。

マウエンジ峰が麓に辿り着くと、岩だらけの平坦な路が続き、正面にキボ峰とキボ・ハットの点が見えます。
すこし歩いては立ち止りながら進むため、その点はなかなか大きくなりません。

ガイドやポーターたちは頭に荷物を載せ、ゴム長靴で先に歩いていきます。

ここまで熱帯雨林、草原、高地草原、高山
湿地帯と高度を上げる度、植生が変化して、
ここが最後のAlpine Desertといわれる
地帯です。
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岩場の間にかなり珍しいサボテン類の高山植物もあったと思いますが、じっくり観察する余裕がありませでした。

翌日は深夜に小屋を出て、ガイドの懐中電灯を頼りにキボ峰頂上にアタックしました。

地面に雪が現われ、路がよくわからなくなった地点であきらめ、ひとりで戻りました。
小屋に着くころにはあたりが白み始めていました。

パーティーの仲間のうち女性と男性ふたりがギルマンズポイントまで行きましたが、最高a0058379_8472552.jpg
地点のウフルピーク(5896m)には登頂でき
ませんでした。

帰りはその日のうちにホロンボ・ハットまで戻り、翌日の昼には出発したゲートまで転げるように降ってきました。
頭痛、吐気は、うそのように消えていきました。

ゲートでガイドやポーターたち全員でビールで乾杯しました。

モシに戻ると、今度は空腹が襲ってきて、仲間みんなで街のレストランに駆け込みました。

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by kusini | 2006-07-12 09:18 | 風景